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JAZZ 聴き歩記
富士通スペシャル 100 GOLD FINGERS PART10
開演間近の6時45分文化センターの中ホールに駆け込むと、ドン・フリードマンが、サインをしていた。チケットを確かめ、SS席につく。開演まで、まもなく、職場の同僚が滑り込んだ。
はじめにケニー・バロンが英語で挨拶。そして、前半の5人がステージに並んだ。
ジェラルド・クレイトン(p)/Gerald Clayton、ベニー・グリーン(p)/Benny Green、ドン・フリードマン(p)/Donald Ernest Friedman、ホッド・オブライエン(p)/Hod O'Brien、ケニー・バロン(p)/Kenny Barronそして、ベースのボブ・クランショウ(b)/Bob Cranshawとドラムスのグラディ・テイト(ds)/Grady Tate
そうそうたるメンバーに、演奏前から感激。そして、ジェラルド・クレイトンが残り、演奏を始める。聞き覚えのある前奏。「これは、マッセイホールのチャーリーパーカーが演奏した All The Things You Are と同じ前奏だ。」「おそらくこの人たちの生の演奏を聞けるのはこれが最後かもしれない。」79歳から23歳の幅広い年齢層を思うと層思わずに入られなかった。モダンジャズを作り上げてきた巨人たちである。
私は、入り口でもらったチラシの裏に、知っている曲目と、演奏者のスケッチを書きとめた・・・・。