| |
平成22年度 福島県総合美術展(県展) 入選
千年の調べ 2010年5月 ワトソン紙 127cm×127cm
九十九の神々が奏でる千年の調べ
古の
祈りにも似た調べ
静かに 静かに 幹肌から
揺れて輝く花の中で
付喪神(つくもがみ)
日本の民間信仰における観念で、長い年月を経て古くなったり、長く生きた依り代(道具や生き物や自然の物)に、神や霊魂などが宿ったものの総称で、荒ぶれば(荒ぶる神・九尾の狐など)禍を齎し、和ぎれば(和ぎる神・お狐様など)幸を齎すとされる。古木魂が奏でる調べに耳を傾けてください。